私はトリプルワークをしています。
トリプルワークを始めて、まもなく1年が経過しようとしています。
当初は、本業の空き時間にはびっしり副業の勤務を入れた無理なスケジュールでしたが、アラフィフの私は1ヶ月でヘトヘトになりました。
“このままでは続かない。続かなければ本末転倒だ”
と思い直し、調整を重ねて、私にとっての黄金バランスを確立しました。
そんな私の “トリプルワークスケジュール” をご紹介します。
トリプルワークそれぞれの概要
私のトリプルワークについて、それぞれの職場の勤務概要と勤務時間や勤務日数についてご紹介します。
1.本業の仕事(派遣社員)
平日9:00〜17:15勤務。
金融関係のルート営業の仕事で、土日祝日は基本お休みです。
※スケジュール表では、“派遣”と記載しています。
2.副業①(パート)
本業がお休みの土日祝日9:00〜17:30の間で数時間勤務。(仕事量により変動するため、前日にならないと出勤時間が確定せず、退勤時間も作業が終わるまでなので当日の流れでどうなるか分かりません。)
クリーニング工場の仕上げをする仕事で、月に2〜5日程度出勤しています。
※スケジュール表では、“①”と記載しています。
3.副業②(パート)
曜日問わず、19:00〜23:00勤務。
スーパーのお惣菜を作る仕事で、月に15 〜16日程度出勤しています。
※スケジュール表では、“②”と記載しています。
“張り切った”当初スケジュール
当初は、夕方勤務の『副業②』を週5日の出勤にしていました。
この月は、丸一日お休みの日が、22日と31日の2日だけでした。
“へこたれて”調整したスケジュール
夕方勤務の『副業②』を週3〜4日の出勤に減らしました。(張り切って入れた週5日の勤務は、3か月しかもちませんでした。)
その代わりに、土日祝日勤務の『副業① 』を全部出勤にしたため、この月は、丸一日お休みの日が1日もありませんでした。
“更に調整”これが私の黄金スケジュール
夕方勤務の『副業②』は週3〜4日の出勤のままです。
土日祝日勤務の『副業① 』は、この月は祝日が2日あったので4日出勤しましたが、祝日のない月は2日出勤にしています。
これが、いよいよ苦しくなり『無理をしたら続かない』と今更ながら気付き、調整した結果です。
それでも、丸一日お休みの日が、11日と25日の2日しかありません。
でも、一日の労働時間が減っているので、だいぶ楽に続けられています。
もう少しお休みが欲しいかな…とも思いますが、休日が増えると『行きたくない病』にかかりやすくなる傾向がありますので、これくらいが丁度良いだろうと思っています。
記事中のスケジュール画像は、人様にお見せできるようにパソコンで作成したものですが、実際はスケジュール帳で管理しています。
スマホでもスケジュール管理はできますが、手帳を使った方がいろいろと書き込みができるので、私の場合は毎年準備しています。
私のお気に入りは縦型フォーマットタイプのもので、その日やその週の空き時間が一目で分かるので、時間ごとのスケジュールが立てやすくて気に入っています。
その他にも充実した機能を備えている人気の おすすめスケジュール帳は、時間管理を重視する人にはぴったりです。
小さめのサイズもあります。
スケジュールの組み方
スケジュールをどのように組むか
ということは、ダブルワーク・トリプルワークを長期間に渡って継続するために、とても重要です。
※スケジュールを考える上で軸となる一日の勤務時間については、副業として職場を選ぶ最初の段階で、何時から何時までを勤務時間にしよう(朝は何時以前には勤務しない、夜は何時以降は勤務しない、日中のこの時間帯は勤務しない等)
と決めて、それに合った職場を選びましょう。
では実際に、スケジュールを組む際に必要な要素とは何でしょうか?
私がスケジュールを組む際、調整する際に考えていることを書き出してみました。
(1)『月の収入目標金額』を決める
あなたは、家計の収入と支出を把握していますか?
そもそも何のために、副業をしようと思いましたか?
・生活費が足りないため?
・趣味や娯楽に使うお金が欲しいため?
・購入したい商品があるため?
・貯金を増やしたいため?
まずは、目的を再確認しましょう。
そして、本業で稼いだ金額に、副業でいくらプラスしたいのかを明確にしましょう。
そうすれば、おのずと『月の収入目標金額』が算出されます。
「そういう計算が苦手・・・。」という方は、
例えば、
“生活費の足りない分を補う” という継続した長期的なものであれば、
ざっくり『これくらい(毎月の生活費の不足分)あれば生活できる』金額にしてもいいですし、
“旅行費用を貯めたい” というような、いつまでに(具体的に旅行代金が必要になる日)いくら(具体的な旅行費用)必要という期限が決められた短期的なものであれば、
『◯ヶ月で◯万円貯めるには毎月これくらい稼ごう』という金額にすればいいのです。
(2) 1週間単位で、出勤日数を考える
1週間に何回までなら、無理なく勤務できるのか?
1週間にいくら稼げれば、『月の収入目標金額』を達成できるのか?
まずは、1週間単位でイメージできれば、あとはそれを4~5週繰り返すことになります。
週何回勤務で、連続勤務にするのか、飛び石勤務にするのか、又は曜日を固定する場合は、何曜日にするのかも考えます。
私の経験上、イメージと現実は違うことがあるため、好みのイメージで勤務してみて、自分には合っていないと思ったら、早いうちに調整することをお勧めします。
ある程度仕事が定着してからの要望だと、変更するのに他の人のシフトが関連してきたり、仕事内容の段取りを変更することになってきたりもしますので、そうなる前の最初の段階で申し出た方がすんなりと調整できるでしょう。
ただ、慣れるまで我慢したけれどやっぱりこうした方が・・・という場合もありますので、その場合は、無理は禁物ですので、速やかに、正直に上司へ相談しましょう。
(3) 月に数日は、丸一日自由になれる休日を設ける
早く仕事に慣れ、タイムスケジュールが習慣化されて長続きすることが大切ですので、丸一日自由に使える休日は必ず設けた方が良いと思います。
月に、最低2日は一日中ゆっくりできる休日をつくりましょう。
あくまでも “2日” は私の基準なので、自分に最適な休日数を探ってみてくださいね。
(4) 収入源の優先順位、働きやすさの優先順位を念頭におく
収入源の優先順位は明らかで、収入の多い職場が優先だろうと思いますが、働きやすさの基準は人それぞれです。
働きやすさとは、例えば働く時間帯や曜日、仕事内容、通勤環境、人間関係、勤務の融通が利く等で、自分の居心地が良いと感じる職場です。
優先順位があれば、スケジュールの調整をする際に組み立てやすいですし、もし、トリプルワークがきつくなりダブルワークにしようという際も辞める職場を決めやすいでしょう。
(5)自分の『黄金バランス』を探る
以上が、経験値の増えた私が考える “スケジュールを組む際に必要な要素” ですが、トリプルワークを始めた当初は、こんな細かいことは考えませんでした。
なので、とりあえず稼げるだけ稼ぎたいという方は、私もそうだったように、ハードなスケジュールから挑戦して徐々に自分の無理なく継続できる黄金バランスを探ってみるのも良いでしょう。
探っていく中で、自分の疲労の限界と、日常生活が崩れない境界線と、目標収入金額の譲れない最低ラインのちょうど良いバランスが分かります。
それが、あなたの『黄金バランス』です。
最後に
今回は、
私の実際の “トリプルワークスケジュール” と、
経験から得た、トリプルワークを長期的に継続するために重要な “スケジュールの組み方”
についてご紹介させていただきました。
これからダブルワーク・トリプルワークを始める方、
現在ダブルワーク・トリプルワークをしているけれどなんだかしんどいという方、
ぜひ参考にしていただき、少しでもお役に立てたらうれしいです。
とにかく、無理をしないで継続することが大切です。
お金を稼ごうと頑張って、身体を壊したら本末転倒。
無理だったら、いつ辞めても良いのです。
気負うことなく、トリプルワークをして稼ぎましょう!
あ!私のスケジュール表を見て、気付きましたか?
給料日が、5日・10日・15日と月に3回あるんです!(しかも、旦那さんの給料日が20日)
これは、たまたま3つの職場の給料日がバラけていたためですが、毎週のように訪れる給料日はとても助かります。
給料日も職場選びの際の選考基準に加えると、こんな楽しみも増えますよ(笑)
どこにいても、どんな時でも
『笑顔』と『ありがとう』
の感謝の気持ちと言葉が大切。
これさえ忘れなければ、どこでもうまくやっていけます。
今日も明日も『笑顔』で過ごしましょう!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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