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トリプルワークしています。〜転職を重ね、ダブルワークを重ね、トリプルワーカーへ〜

トリプルワーク

ダブルワークからトリプルワークになって、まもなく1年が経とうとしています。

「私は現在、トリプルワークをしています。」

と言うと、

他人は、「大変でしょう」「そんなに生活が苦しいの?」と気の毒そうに言います。

また、「なんでそんなに働くの?」「体壊すから無理しないで」とか心配もされます。

もちろん『お金が欲しい!』は、前提です。

生活は、苦しいというか、本業での収入が増減しても生活水準を変えたくないのと、老後の生活に対する不安への気休めです。

『いつ何があるか分からない。』

『いつ仕事が出来なくなるか分からない。』

だから、

『出来る時に、出来る限り仕事をしよう!』

というだけです。

仕事を“趣味”として、“趣味”でお金を稼ぐ

強がりのように聞こえるかもしれませんが、

私は、仕事が“趣味”です。

好奇心が強く、自分に自信(出来ない仕事はないという)があった私は、転職とダブルワークを数々経験してきました。

私が若い頃は、『ダブルワーク』という言葉すらなかったように思います。

なので、本業の会社で特に副業に関する明確なルール(労働契約や就業規則等)がなくても、常識的にダメなことという認識のもと、副業は“コソコソするもの” “バレたら恥ずかしいもの” “見つかったらヤバいもの”と、後ろめたさ全開でした。

厚生労働省では、平成29年3月28日働き方改革実現会議で決定した『働き方改革実行計画』を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。

ダブルワークは現在当たり前とまでは言いませんが、社会で『ダブルワーク』という働き方が確立されています。

ダブルワーカー人口も確実に増えていますよね。

それが、ステータスとなっている場合もあります。

ですが、トリプルワークとなると急に無理をしている印象とか、哀れな印象になってしまうのです。

趣味は、複数あった方が楽しみがたくさんあって充実しているなぁという印象ですよね。

仕事を“趣味”と考えれば…どうですか?

好きな仕事を、複数できて楽しみがたくさんあって充実しているなぁという印象になりませんか?

しかも、お金まで貰えるんですよ!

趣味でお金が貰えるなら一石二鳥です。

Wikipediaでは、

『趣味(しゅみ)は、以下の3つの意味を持つ。

1.人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
2.物の持つ味わい・おもむきを指し、それを観賞しうる能力をもさす。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい/わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。
3.人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。』

とあります。

私の場合は、本当にいろいろな仕事を経験したいという好奇心から好んで自由時間を当てているので、“趣味”と言って良いですよね。

みなさんも発想の転換をして、趣味でお金を稼げたら良いと思いませんか?

“趣味”としての仕事の選び方

本業を“仕事”とするなら、“趣味”の副業は、本業とは全く違うものを選択すると良いでしょう。

その方が、本業との差別化になりますし、良い気分転換にもなります。

一番大切なことは、

『無理をしないで、続けること』です。

継続するには、職場環境、人間関係、出勤日数、勤務時間帯が重要です。

本業があるのですから、少し気楽に考えましょう。

無理なく続けられることが大切です。

嫌々することはストレスになり、本業に支障をきたすことにもなりかねません。

しかし、あわないからとすぐに辞めてしまうのも少し残念です。

どんな仕事でも、職場でも、慣れるまでは時間を要します。

ある程度の見極める時間が必要なのです。

『私には本業がある。副業はいつでも辞められる。』

とちょっと引いて考えると、見極める時間を過ごすことが楽になるでしょう。

私のトリプルワーク

私の本業は、土日祝日お休みの派遣社員です。

仕事内容は、金融関係の内勤と外勤両方を兼ねたルート営業です。

派遣社員なのでどんなに頑張っても評価はなく、しかも必要以上に頑張ると『何、余計なことしてるの?』みたいな空気になるので、現在は無難に、任せられた仕事のみに限定しています。

限られた中でのやりがいしか感じることは許されないのかな…と諦めています。

「私は現在、トリプルワークをしています。」

本業の他に、

・休日の日中に月2〜5回くらい出勤するクリーニング工場での仕事

・平日・休日問わずランダムで月の半分くらい出勤する夜間4時間スーパーでのお惣菜作りの仕事

をしています。

本業以外はパートですが、こちらの方が必要とされている感がありますし、責任も均等に振り分けられていて、パートだからという甘さは一切ありません。

正社員と同等のやりがいは得られませんが、どの仕事も気を抜かずに取り組んでいます。

トリプルワークに至るまで

1年半ほど前に正社員を辞め、次の仕事(現在の仕事)が始まるまでの繋ぎの仕事として、近所のクリーニング工場のパートを始めました。

繁忙期の短期募集で、今まで選んだことのない工場での仕事は新鮮で、時給も良く、最初は張り切って頑張りました。

しかし、経験したことのない工場の仕事は過酷で、1分1秒をこんなに意識して仕事をしたのは初めてでした。

これまで経験してきた事務の仕事、接客の仕事、販売の仕事、営業の仕事など数々ありますが、時間に対する『対価』について、こんなにも考えたことはありませんでした。

『短期の期間が終わると時給も下がるし、ノロマの私には合っていないようだから辞めよう。』と思っていました。

短期の期間が終わり、一緒に入った仲間たちがひき止められながらも辞めていきます。

「月に1回でもいいから勤務を続けてもらえると助かるんだけど…絶対に辞めたいという気持ちがなく、迷っているようなら続けてほしい。」

私は、断れませんでした…。

続けた理由は、

①次の本業は派遣社員なので時給制。祝日が多い月は収入が減る。

②通勤は徒歩1分で、お昼休みも自宅で休める。

③自分の都合で、出勤日を決められる。

④仕事はしんどいけど、そこで働く人たちはいい人たちで、少しでもお役に立ちたい。

⑤以上を考慮して、辞める決定的な理由がない。

の5点です。

本業の仕事が開始し、『ダブルワーク』の生活が始まりました。

最初は、本業が休みの日にはパート勤務をびっしり入れて、1ヶ月間休日のない生活を数ヶ月過ごしました。

『“休日のない生活”と思うとなんか切ない…そうだ!パートの仕事を“趣味”にしてしまえばいい。』

平日は仕事、休日はスポーツをする感覚で趣味のパートと、発想を変えたのです。

さらにパート勤務の日数も減らしました。

『スポーツが趣味でも、毎週はしないよな…家事もしなければいけないし、買い物に行く時間も必要だし、資格取得の勉強もしたいし、ブログも書きたいし。』

結果現在は、月に2〜3回程度の出勤日数(祝日の多い月は、最多で5日ほど出勤しています。)にしています。

そんな生活が半年ほど過ぎた頃、ダブルワークにもすっかり慣れ、平日の夕方の時間を他に活用出来ないかと考え始めました。

派遣社員は残業しない風潮のため、定時に退社すると自宅までは徒歩3分です。

昔ならショッピングをしたり、パチンコを楽しんだりしていましたが、年齢を重ねてそれらにあまり興味がなくなりました。

そこで、お金も増やせる一石二鳥の趣味の“仕事”を増やすことにしました。

まず前提条件は、自宅から近いことです。

本業もダブルワークの仕事も、徒歩3分以内です。

通勤時間が少ないことが、どんなにストレスフリーな状態かよ〜く分かっています。

時間の余裕、肉体的な余裕、心の余裕…どれをとっても悪い要素など一つもありません。

その他の条件は、表に出ない仕事(本業の職場もパート勤務の職場も近いので、関係者と出くわす可能性が高いため)であり、夜間3〜4時間程度で深夜に及ばない時間帯に出来る仕事(翌朝の仕事に差し支えないように)であることでした。

すると選択肢はななく、おのずと希望の職場が見つかりました。

徒歩3分の場所にあるスーパーで、お惣菜を作る仕事です。

全身を白衣装で覆いマスクをするので、目の部分しか見えず、一緒に働く者同士でも顔バレすることがありません。

そして、いよいよ『トリプルワーク』の生活が始まりました。

最初は、頑張りましたよー!

時間帯は19:00〜23:00、週5回の勤務でスタートです。

トリプルワークを張り切り過ぎて、1ヶ月に一度も休みがない日々が、また訪れました。

身体への負担も、拘束時間も、ダブルワークの時とは訳が違います。

一番大切なことは、

『無理をしないで、続けること』

経験上、危険信号にはすぐに反応します。

そんな時は、一旦、深呼吸をして、自分を客観的に見るといいですよ。

一番大切なことを改めて肝に銘じ、現在は、週3回まで減らしています。

こうして、私は今、安定した『トリプルワーク』の生活を1年ほど続けています。

『ダブルワーク』から『トリプルワーク』にすんなり移行できたのは、『ダブルワーク』で半年間、仕事にも職場にも生活にも慣れてから、『トリプルワーク』を始めたからでしょう。

いきなり『トリプルワーク』をしようと、3つの仕事を同時に始めていたら、すぐにパンクしていたと思います。

私の場合、なるべくして『トリプルワーカー』になったという感じですね。

コロナ禍でのトリプルワーク

そんな生活の中、新型コロナウィルスは突然現れました。

2020年4月には、初めて『緊急事態宣言』が全国を対象に出されるという異常事態があり、

その直後のゴールデンウィークは、

Go Toキャンペーンを利用して出掛ける人、

コロナ感染者数を気にして自粛する人、

など、さまざま。

それぞれの地域によって、感染の度合いが違っていたので、人によってもそれぞれ危機感の相違がありました。

私は、コロナ禍でも相変わらず、トリプルワークを継続しています。

もちろん、感染予防対策を万全にして。

トリプルワークをしていて感染したら、全ての職場に迷惑を掛けてしまうことになりますからね。

恐怖も3倍です。

もしまた、緊急事態宣言が出されたら…

実際、緊急事態宣言の時は、すごく悩みました。

本業だけでもリスクがあるのに、3倍のリスクを抱えてパートを続けるのか?です。

でも、緊急事態で旦那さんの仕事が減り、給料が減りました。

それなのに私は、3つも仕事に恵まれていて、辞めることは贅沢な選択ではないかと考え、継続しています。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

少しでも、誰かの、何かの参考になっていたらうれしいです!

今後も、私の体験談で誰かのお役に立てるように記事を増やしていきたいと思います。

どこにいても、どんな時でも、

『笑顔』『ありがとう』

の感謝の気持ちと言葉が大切。

これさえ忘れなければ、どこでもうまくやっていけます。

今日も明日も『笑顔』で過ごしましょう!

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

コメント

  1. うめこ より:

    はじめまして。
    私もトリプルワーカーです。
    平日昼間は事務系正社員、
    土日はデパ地下販売バイト
    平日夜週2は飲食バイトです。
    しかも、アラフィフです。

    同じような動機でトリプルワーカーになったので、同志のように感じています。
    これから記事を読んでいきますね〜
    (ってか、ブログ収入あるならトリプルじゃなく、クワッド?)

    • Yu-me☆ Yu-me☆ より:

      うれしいコメント、ありがとうございます!
      同じようにように考えて、同じように生活している方がいるのは、とても心強いですよね?
      周囲にはいませんから。
      私は、このたびトリプルワーカーではなくなりましたが、また戻ってきそうな気がします。
      これからも、楽しく、無理をせず、頑張っていきましょうね!

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